10.Soldout – 『More』
ベルギー・ブリュッセルを拠点に活動するデュオの3rd。
80年代風の退廃的な雰囲気を纏ったエレクトロポップ。
音数の多くないシンプルな構成ですが、逆にワンフレーズの良さが際立って聴こえてきます。
「94」
9.Jacco Gardner - 『Cabinet of Curiosities』
オランダ・ホールン出身マルチ奏者の1st。
初期ピンクフロイドを想起させるサイケ感が貫かれていますが、
どこか童謡のような可愛らしい音景も垣間見られる作品。
下のMVも色彩豊かな淡い画で、印象的です。
「 Clear The Air」
8.Marble Sounds - 『Dear Me, Look Up』
ベルギーのブリュッセルとアントワープを拠点に勝つ活動する5人組の2nd。
叙情的で清涼感のあるサウンドと繊細なボーカルは、
ベルギー製デスキャブと形容したくなるような美しさが満ち溢れています。
「No One Ever Gave Us The Right」
7.Wolf In Loveland - 『Wolf In Loveland』
オランダ・ロッテルダムを拠点に活動する7人組の2nd。
Fleet Foxesばりの美しいアンサンブルを奏でるインディーフォーク。
フロントマンである20歳のSSW・Jan Minnaardの味のある歌声が魅力的です。
「Truth Be Told」
6.Knalland - 『Knalland』
オランダ・ユトレヒト出身のアーティストCasper AdrienとTommy Ebbenを中心に結成されたグループの1st。
正直実態がよくわからないのですが、ユトレヒトのKanaleneilandという街にゆかりのあるミュージシャンが様々にコラボし制作したアルバム、ということのようです。
音楽だけでなく映像系のアーティスト等も参加しているところが面白いです。
骨太な曲から柔和な曲までバラエティは豊富ですが、個人的には美麗なシンセが飛び交う壮大な「Cardiac」が好み。
「Cardiac」
5.The Germans - 『Mother Sings In Front Of The House』
ベルギー・ゲントを拠点に活動する4人組の3rd。
空間を切り刻むようなノイズが跋扈し、身体に直接訴えるようなリズム隊がパワフルに乱れ狂う実験サウンド。
意外とメロディーもあるので、この手のものの中では聴きやすい部類に入るかも。
「Song Of Forgiveness」
4.Mariecke Borger - 『Through my eyes』
オランダ・エルメロ出身女性SSWの1st。
影響を受けたというJoni MitchellやNeil Youngばりの正統派フォークですが、
憂を帯びた彼女の声がより一層楽曲に精神性を感じさせてくれます。
バンジョーやマンドリンのナチュラルな響きが良し。
「All that I need」
3.Gifter - 『Gifter』
オランダ・オス出身4人組の1st。
初期衝動溢れるアグレッシブな部分を残しながら、
すべてを包み込むような懐の深さをも備えた快作。
プログレからの影響を思わせる技巧的な展開も耳を飽きさせません。
「My Stories 」
2.Tessa Rose Jackson - 『Songs From The Sandbox』
オランダ・アムステルダム出身女性SSWの1st。
FeistやSara Bareillesを彷彿とさせる、キュートで軽快なフォークポップ。
田舎のお祭りのような素朴感と、洗練された都会的センスを併せ持った作品です。
「Change Time」
1.Mister and Mississippi - 『Mister and Mississippi』
オランダ・ユトレヒト出身4人組の1st。
オランダの人気ラジオ局が主催する音楽賞3fm-awardsで最優秀新人賞を獲得したグループ。
“Ambient Indie Folk”と自ら称するサウンドは、その通り靄のかかったようなファジーさの中に、 南国風の爽やかな美メロが見え隠れする癒しの音です。
「Follow the Sun」
図らずも、上位が新人ばかりになってしまいました(汗
オランダだけでも十分良作は揃っていましたが、せっかくなのでベルギーも含めて選出。
自分好みの、フォーク系のアーティストが充実しているように思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿