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2012年3月31日土曜日

Papa Topo

スペインのインディー・ポップデュオPapa Topoの一曲。
1stミニアルバム『Rotación y Traslación』より。

マジョルカ島出身の男女二人組。
前作同様、スペインを代表するレーベルである
Elefant Recordsからのリリースです。
お洒落なふわふわローファイサウンドに乗る、
女性Voのリズミカルな歌いまわしが癖になりそう。
時折混じる男性のコーラスも良い感じ。

Papa Topo - 「En Un Momento」


2012年3月30日金曜日

Sara

フィンランドのポップ・ロックバンドSaraの一曲。
6thアルバム『Se Keinuttaa Meitä Ajassa』より。

カスキネンを拠点に活動する4人組グループ。
元々ゴシック・メタル畑だったのですが、徐々にそちらの成分が減少し
今や完全にポップ~ロック系のサウンドになっています。
この曲も、大草原を駆け抜けていくような爽やかギターポップ。
ちなみに同曲収録のアルバムはフィンランドのヒットチャートで4位という、
バンド史上最高位を記録しています。

Sara - 「Se Keinuttaa Meitä Ajassa」


Kim Janssen

オランダのシンガーソングライターKim Janssenの一曲。
2ndアルバム『Ancient Crime』より。

フォーク・ロックバンドThe Black Atlanticの
メンバーでもある彼。
3年ぶりとなるこの新譜は、通っていた寄宿学校を
テーマにしたコンセプトアルバムらしいです。

静かな冒頭から徐々に楽器が加わり、
出来上がる素敵なアンサンブル。
ウィスパー系のヴォーカルに女性のコーラスが絡み、
情感たっぷりに仕上がっています。

Kim Janssen - 「Drift」


2012年3月29日木曜日

Sleep Party People

デンマークのシューゲイザーバンドSleep Party Peopleの一曲。
2ndアルバム『We Were Drifting on a Sad Song』より。

コペンハーゲンを拠点に活動するマルチインストロメンタリスト・
Brian Batzを中心とした5人組グループ。
ライブでは何故かウサギのお面をかぶって演奏する事で有名です。
この曲は中盤までピアノやストリングスが美しく、
耽美的な印象なのですが、終盤ノイジーな轟音が炸裂し一気に高揚します。
ポストロック的な手法も取り入れた壮大な楽曲です。

Sleep Party People - 「A Dark God Heart」


2012年3月26日月曜日

Sophie Villy

グルジア出身のシンガーソングライターSophie Villyの一曲。
1stアルバム『Mother Fish』より。

グルジアはトビリシ出身の21歳、ということですが、
活動の拠点はウクライナのキエフに置いているようです。
終始落ち着いたマイルドなサウンドに
彼女の柔らかな歌声が乗り、絶妙のヒーリング効果を生んでいます。
しかも美人。必見です。

Sophie Villy - 「Here And Nowhere Else」


2012年3月25日日曜日

Thy Catafalque

ハンガリーのアヴァンギャルド・メタルバンドThy Catafalqueの一曲。
5thアルバム『Rengeteg』より。

ブラックメタルにトラディショナルな色を加えたような音楽性。
といってもフォークメタル的な臭さはそこまで強くありません。
デス声も無いので、その手のものが苦手な人でも聴けそうな気がします。

Thy Catafalque - 「Kel keleti szél」


Agora Fidelio

フランスのポスト・ロック・バンドAgora Fidelioの一曲。
5thアルバム『Les illusions d'une route, Vol. 2: Bagdad』より。

語り系の静かなヴォーカルが、
終盤の盛り上がりとともに絶叫に変わります。
静寂と高揚の対比がとても印象的。
アルバム自体もコンセプトアルバムのようで、聴きごたえがあります。

Agora Fidelio - 「J'ai vu」


Henrik Belden

スイスのシンガーソングライターHenrik Beldenの一曲。
3rdアルバム『Barrique Barrel』より。

20代にして、もう何かつかんでしまったかのような完熟さ。
ピアノ一本のシンプルなバックサウンドに乗る、
渋く味のある声が哀愁を誘います。
何といってもメロディセンスが素晴らしいです。

Henrik Belden - 「Until the Bitter End」


Chinese Christmas Cards

スペインのエレクトロ・ポップバンドChinese Christmas Cardsの一曲。
1stEP『Barcelona』より。

小っ恥ずかしいほど、どキャッチーなキラキラポップ。
どこかLos Campesinos!を思わせる、青さ満天のメロディがツボにきます。
バンド名のChineseは、メンバーのJoanの学生時代のあだ名(目が細かったため)
に由来するんだとか。
マイスペのジャンル欄に“Chinese Pop”て書いてるのも、ジョークみたいなものでしょうね。

Chinese Christmas Cards - 「Dreams」


Susanne Sundfor

ノルウェーのシンガーソングライターSusanne Sundførの一曲。
4thアルバム『The Silicone Veil』より。

前作のアルバム『The Brothel』(2010)が、母国の年間売上チャートで
2位を記録する大ヒットとなった彼女。
その成功に続く作品ということで、相当なプレッシャーはあったでしょうが、
これは周囲の期待に十分答えられているクオリティの楽曲だと思います。
極上の美メロ、伸びやかな歌声、これぞ北欧という感じ。

Susanne Sundfor - 「White Foxes」


Den svenska bjornstammen

スウェーデンのエレクトロ・ポップバンドDen svenska björnstammenの一曲。
1stアルバム『Ett Steg Närmare Rätt』より。

スウェーデンで最も権威があるとされる音楽賞P3 Guldで、
2011年のÅrets nykomling(=Newcommer of the Year)を獲得するなど、話題になっている彼ら。
待望のフルアルバムのタイトルトラックです。
アゲアゲという感じではなく、やや洗練された印象のあるお洒落ポップ。
パーカッシブなビートと繊細なヴォーカルが魅力的です。

Den svenska bjornstammen - 「Ett Fel Narmare Ratt」


Il Teatro degli Orrori

イタリアのノイズ・ロックバンドIl Teatro degli Orroriの一曲。
3rdアルバム『Il mondo nuovo』 より。

One Dimensional ManとSuper Elastic Bubble Plasticという、
2グループのメンバーによって2005年に結成されたバンド。
ノイジーで荒々しいギターが弾ける疾走曲。
サビのメロディセンスといい、イタリア語詞の乗せ方といい、
ちょっと独特で面白いです。

Il Teatro degli Orrori  - 「Non vedo l'ora」


Enno Bunger

ドイツのピアノ・ロックバンドEnno Bungerの一曲。
2ndアルバム『Wir Sind Vorbei』より。

ピアノ・ベース・ドラムのトリオ編成のバンド。
下の動画はフロントマンであるEnno Bungerの弾き語りライブのものです。
冬の朝のような透明感のあるサウンドが素敵。

Enno Bunger - 「Leeres Boot」


The Hickey Underworld

ベルギーのオルタナティヴ・ロックバンドThe Hickey Underworldの一曲。
2ndアルバム『I'm Under The House, I'm Dying』より。

dEUS、Das Pop等を輩出したベルギーのバンドコンテスト「Humo's Rock Rally」の2006年優勝者。
ダイナソーJrやマーズボルタを引き合いに出されているらしく、
荒削りでアグレッシブなオルタナサウンドが展開されています。
良い具合に振り切れてる感じがGood

The Hickey Underworld - 「I'm Under The House, I'm Dying」


Leech

スイスのポスト・ロック・バンドLeechの一曲。
5thアルバム『If we get there one day, would you please open the gates?』より。

1995年結成のベテランバンド。
一定のリズムに乗り叙情性に溢れたフレーズが繰り返される前半から、
轟音ギターが響く後半へ流れ込む11分の大作です。
その轟音パートも、狂気の爆発というよりは小奇麗にまとまっている感じで、
終始物悲しげな空気感で統一されています。

Leech - 「Hands Full Of Hearts, Heart Full Of Stones」


iori&#39&#59;s eyes

イタリアのエクスペリメンタル・ポップデュオiori's eyesの一曲。
1stアルバム『DOUBLE SOUL』より。

ミラノを拠点に活動する二人組。
闇夜を浮遊するかのようなローファイ・エレクトロが持ち味。
練り込んだサウンドにしっとり歌い上げるヴォーカルが乗る感じは、
どことなくジェイムス・ブレイクを想起させてくれます。

iori's eyes - 「All The People Outside Are Killing My Feelings」


Frànçois &amp&#59; The Atlas Mountains

フランスのインディー・ポップバンドFrànçois & The Atlas Mountainsの一曲。
4thアルバム『E Volo Love』より。

フランスのサント出身で現在はイギリス在住のFránçois Marryを中心としたバンド。
彼らが名門Dominoから初めて出した作品ということで、
日本でもブログで取り上げている方が多いようですね。
アフロなリズムに乗る、繊細で美しいメロディー。
郷愁感を誘われるような良曲です。

Frànçois & The Atlas Mountains - 「Les Plus Beaux」


2012年3月24日土曜日

Frau Potz

ドイツのパンク・ロックバンドFrau Potzの一曲。
1stアルバム『Lehnt dankend ab』より。

テンポはあまり速くありません。
独特のハイトーンボイスが印象的。
ずっと叫んでいますが、若干メロディーが現れるパートもあるので、
比較的聴きやすい部類ですね。

Frau Potz - 「Ach, Heiner」


der Herr Polaris

ドイツのミュージシャンder Herr Polarisの一曲。
1stアルバム『drehen&wenden』より。

アウグスブルク出身・Bruno Tenschert氏のソロプロジェクト。
フォークを基調にした、静かでメランコリックな曲調です。
幻想的なシンセと、やさしい声に癒されます。
ちなみに曲のタイトルを英訳すると“I Miss You”。

der Herr Polaris - 「du fehlst mir」


Karolina Kozak

ポーランドのシンガーソングライターKarolina Kozakの一曲。
2ndアルバム『Homemade』より。

トリップホップ風味のエレポップ。
彼女の以前の代表曲を聴いてみるとフォーク系の曲が多いようなので、
ちょっと路線を変えてきた感じでしょうか(あんまり知りません;)。

不穏なシンセにロックテイストなビートが、殺伐とした雰囲気を創っています。
メロディラインも美しく、声も綺麗。
かっこいいです。

Karolina Kozak - 「Mimochodem」


Marie-Pierre Arthur

カナダ・ケベック州出身のシンガーソングライターMarie-Pierre Arthurの一曲。
2ndアルバム『Aux alentours』より。

カナダのどこがヨーロッパじゃい、と言われそうですが
ケベックのアーティストに関しては取り上げていこうと思います。
歌詞は全編フランス語です。
どこか夏っぽさを感じさせる、カラフルなポップサウンド。
Karkwa(2010年ポラリス・ミュージック・プライズ受賞)や、
Patrick Watson(サマソニ2009出演)のメンバーが務めるバックバンドも結構豪華です。

Marie-Pierre Arthur  - 「Si tu savais」


2012年3月22日木曜日

Charlie Straight

チェコのインディー・ロックバンドCharlie Straightの一曲。
2ndアルバム『Someone With A Slow Heartbeat』より。

2006年にチェコのトルジネッツで結成された4人組。
前作『She's a Good Swimmer』(2009)が、
チェコ版グラミー賞と呼ばれるAnděl賞のAlbum roku
��= Album of the Year)に選出される快挙を達成。
デビュー作でチェコ音楽シーンの頂点に上ってしまった彼らの、待望の新譜です。
以前よりもスケールが増した感じで、
よりスタジアム向きな音になっています。
ElbowとかSnow Patrolとかが好きな人は気に入るかも。

Charlie Straight - 「Coco」


2012年3月21日水曜日

Choir of Young Believers

デンマークのオーケストラル・ポップバンドChoir of Young Believersの一曲。
2ndアルバム『Rhine Gold』より。

コペンハーゲン出身のJannis Noya Makrigiannisを中心にしたプロジェクト。
2009 Danish Music AwardsのÅrets Nye Danske Navn(=Newcomer of the Year)
に選出されるほど、母国では期待されている存在のようです。
煌めくギター・優雅なストリングスに多層的なヴォーカルが乗り、
幻想的な雰囲気を作っています。

Choir of Young Believers - 「Patricia's Thirst」


The Poster Boy

ハンガリーのインディー・ロックバンドThe Poster Boyの一曲。
1stアルバム『Things We Had Time For』より。

The Walrus、Amber Smith、Bastiaan、Kamikaze Scotsmenなど
ブダペストのインディーシーンで活躍してきたバンドのメンバーによって結成されたグループ。
UKの香りを感じる、クラシカルなギターロック。
キャッチーでとても暖かい雰囲気を帯びたサウンドです。

The Poster Boy - 「Portland Head Light」


2012年3月20日火曜日

Fadeout

フィンランドのプログレッシヴ・ロックバンドFadeoutの一曲。
1stアルバム『To Protect Our Way Of Living』より。

デビュー盤ということですが、結成は2001年。
既にデモテープを何枚も発表していて、フィンランドのロックシーンでは
確固たる地位を築いているんだそうです。
キャッチーな歌メロの良さに加え、途中で入ってくる
トランペットが良い味を出してます。

Fadeout - 「Solar Lights」


2012年3月19日月曜日

Xoel López

スペインのシンガーソングライターXoel Lópezの一曲。
1stアルバム『Atlántico』より。

過去Deluxeという名義で、商業面でも批評面でも大きな成功を遂げた彼ですが、
今回は初めて本名名義でのリリースになるようです。
一応キャリア的には12作目になるんだとか。
音はこれぞSSという感じのフォーキーなポップソング。
儚さと力強さを共存させたような歌声も素敵です。

Xoel López - 「Tierra」


Uochi Toki

イタリアのオルタナ・ヒップホップデュオUochi Tokiの一曲。
7thアルバム『Idioti』より。

2002年に結成したアレッサンドロ出身の二人組。
終始ノイズが暴れまわる実験的な楽曲です。
複雑で無機質なビート、攻撃的なフローがかっこいい。

Uochi Toki - 「Ecce Robot」


2012年3月18日日曜日

Tristesse Contemporaine

フランスのエレクトロ・ポップバンドTristesse Contemporaineの一曲。
1stアルバム『Tristesse Contemporaine』より。

活動地はフランスなのに、メンバーは
イギリス・日本・スウェーデン出身の三人というよくわからない編成。
サイケでダンサンブルなニューウェイブサウンドを鳴らしています。
よくわからないですがPVもちょっと怖いです。

Tristesse Contemporaine - 「I Didn't Know」


2012年3月17日土曜日

Stuck In The Sound

フランスのインディー・ロックバンドStuck In The Soundの一曲。
3rdアルバム『Pursuit』より。

2002年パリで結成された4人組。
一発で耳に残るキャッチーな疾走曲。
せわしないギターが高揚感を煽ってくれます。
ダンサンブルな香りがするところもよし。

Stuck In The Sound - 「Pursuit」


2012年3月15日木曜日

Lola Kite

オランダのエレクトロ・ポップバンドLola Kiteの一曲。
2ndアルバム『I Start To Believe You』より。

Bettie Serveert、Bluem、Mossなどのバンドの元メンバーで2007年に結成。
ローファイなシンセポップというまさに今風の音。
メランコリックなシンセが浮遊感を演出しています。

Lola Kite - 「Energy Could Be Our Closest Friend」