ヨーロッパで発表されたアルバム、あるいはヨーロッパに所縁のある方々の作品から選出しました。
例の如く、UK・アイルランドのアーティストはスルーしています(この前口上もそろそろクドいかな…?)
30.Bonaparte - Bonaparte
ドイツのポスト・パンク・バンド、という説明が正しいのか。。
ドイツ、フランス、スイス、オーストリア、ポーランド、パナマ、ニュージーランド、ブラジルの8か国による8人編成、ただし中心メンバーはスイス人で、活動拠点はドイツのベルリン、でも何故か結成場所はスペインのバルセロナ、という何か凄い集団。
“ヴィジュアル・トラッシュ・パンク”“アナログ・ボヘミアン”といったドイツメディアの形容句を並べれば、大体の音楽性は想像できるでしょう。アート精神に根差した露悪趣味みたいなものが感じられます。
29.Little Trouble Kids - Haunted Hearts
ベルギーのインディー・ロック・バンド。
Sonic Youth等を引き合いに出される、ラフでパーカッシブなやさぐれサウンド。
鋭く尖った棘があちこちで露出した原野を歩くような、痛みの籠ったアルバム。
28.Forever Pavot - Rhapsode
フランスのサイケ・バンド。
DisclosureやDizzee RascalのMV監督をしていた人らしく、本作もどこか映画音楽のようなイメージ喚起力を伴っているような。
妙にコメディアスな能天気トラックやアクション映画的な躍動感に満ちた曲など、それぞれが持つ独自の世界観を堪能できます。
27.CHEVEU - BUM
フランスのポスト・パンク・バンド
緩急や軽重、濃淡に変化をつける意外な展開力に、適度な脱力感を漂わせるボーカルの生み出すシュールな世界観。
形に嵌らない良さ、と言うとハチャメチャやってるようですが、はみ出し過ぎない程度に遊び心を留めている感じはあるので、イラつかない程度に楽しめます。
26.Drink To Me - Bright White Light
イタリアのエレクトロ・ポップ・バンド。
昨年出したアルバムが批評家に賞賛されたCosmoの人が率いるグループ。本作は当人曰く、自身の最高傑作らしい。
ヒンヤリとしたシンセの触感が印象的ながら、ポップなメロディセンスに象徴されるように、どこかウォーミーな精神性を内包した作品。
25.Aries - Mermelada dorada
スペインのインディー・ポップ・バンド
暖性の強いギター、重層的なコーラス、たまに入るトライバルなポコポコビートなどで構成されていて、とにかく全曲キャッチー。
短尺の曲が多くを占める中で、ラストトラックだけが11分の長大なインストになっているのがまた面白いところ。
24.Hundreds - Aftermath
ドイツの兄妹エレクトニック・デュオ。
ミドル~スローの微睡む様なテンポ、哀愁を漂わせるピアノ&シンセ、憂のあるボーカル、作品を包む無機質なムードに、時折吹き込む暖かい空気。
戦争や災害の直後を意味する“Aftermath”ですが、彼らの解釈するそれには、決して楽観視できないものの、希望の芽生えを信じようとする願いのようなものが感じられます。
23.Foxhound - In Primavera
イタリアのインディー・ロック・バンド。
グルーヴィーなベースラインを基軸に、細く軽やかなギターが駆け抜ける陽性の楽曲群。ただし陽は陽でも、どこか黄昏的な落陽のイメージのほうが近いでしょうか。
22.My Bubba - Goes Abroader
スウェーデンとアイスランドのデュオ。
一部では北欧のジャック・ジョンソンという声も。アコギにダブルベース、ハンドクラップなどオーガニックな音種で紡がれるリラックス・サウンド。排除された装飾の隙間から醸す、ふんわりとした情感。
21.Linda Guilala - Xeristar
スペインのシューゲイザー・バンド。
激しく歪んだノイズサウンドの海に、甘美な女性ボーカルが漂うように浮遊する形。
類似バンドの中でも、キャッチーさで抜きん出ている印象です。
続き(No.20-11)はこちら
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